蔵王町って、どんなとこ?
自然が身近で
水も美味しい
お米、野菜、くだもの
四季の旬を
感じる暮らしで
蔵王の四季 暮らしごこち
蔵王町は、東北の名峰、蔵王山の東の麓にあります。
「蔵王」という言葉を持つ、日本でただ一つの町。
町の中心には、蔵王連峰のいくつかの支流を持つ松川が流れています。
清涼な川の音と美しい流れが日常の風景にあります。
麓の高原は、県内有数の酪農地帯。
牛乳や、チーズなどの乳製品は、とても美味しく、全国的にも人気です。
また、しっかりした野菜の旨味が感じられる高原野菜も、人気です。
平野へと続く丘陵地では、県下一の生産量を誇る果樹栽培が盛ん。夏から冬にかけて、通りは甘い果樹の香りがし、桃や梨を身近に味わえます。
町の西は肥沃な平野。その豊富な水と豊かな土壌から、とても良質な水田が広がっています。お米も自慢です。
それらに囲まれ、それらに四季を感じられる。それが蔵王町の日常です。
移ろいゆく山の色に、
自然の香り届ける風に、
地を固める雨に、
静かに暖かい乾いた雪に、
春夏秋冬の毎日を感じることができます。
迷子になるようなショッピングモールや、
リッチな高層マンションはないけれど、
のどかな毎日の暮らしが、
穏やかな日常の積み重ねが、
蔵王町にはあります。
蔵王連峰
蔵王町は、宮城県の南西部に位置しています。
まちなかからは、宮城と山形両県にまたがる蔵王連峰が西に見えますから、そこに沈む夕陽は、見事なものです。
蔵王を越えれば山形県。東には村田町、南には白石市、北には川崎町に接しています。
蔵王連峰の屏風岳が、海抜の最高で、1825メートル。その麓には、観光客や湯治客で賑わう名湯、遠刈田温泉があります。
海抜のいちばん低いところは20メートル。松川と白石川の合流点です。
平野から山岳部まで高低差があり、自然環境も表情豊か。
町の西は蔵王国定公園に含まれています。秋の紅葉は、ぜひ。
山岳部にはスキー場が二ヶ所あり、しっかり雪の積もる環境ですが、生活のエリアがある麓は、それほど厳しい寒さではありません。雪は降りますが、毎日大雪が続くようなことはなく、年間を通して、穏やかです。
蔵王町には温泉が3ヶ所
町の西、蔵王山の麓にある遠刈田温泉。泉質はナトリウム、カルシウム、硫酸塩。
1601年に開湯された歴史ある温泉です。遠刈田温泉には、旅館やホテル、ペンションなどがあります。
共同浴場も2ヶ所あり、地元の人々も気軽に利用しています。
町の東には、黄金川温泉があります。町営の「老人憩いの家 白鳥荘」で黄金色の湯を気軽に楽しめます。泉質はナトリウム塩化物泉。町民なら一回300円です。
北東には、伝説の名湯、鎌倉温泉があります。1062年に発見されたと言われる秘湯。泉質は弱アルカリ泉。お肌がすべすべになる美人の湯です。
湯治場の面影が残り、風情のある山の中の一軒宿で楽しめます。日帰り入浴も1回400円と、地元の方も愛する温泉です。
湧水
蔵王連峰に磨かれた湧き水です。
宮、曲竹、平沢にあり、その付近には、田園が広がっています。地元の方々が大切にしている場所です。
ひんやりとした水場の雰囲気と、田畑の風景は、とても心が落ち着きます。
名水に育まれた蔵王のお米や野菜は、とても美味しいのです。
果物 野菜 こめ
蔵王町の暮らしの楽しみの一つは、春夏秋冬、色々な野菜やくだものを味わえることです。
フルーツは、梨や桃、ブルーベリー、りんごなど。特に梨の生産量は宮城県でナンバーワンです。野菜は、平野部から高原まで、色々な種類が栽培されています。高原では、昼夜の寒暖差が甘さと旨味を引き出し、とっても美味しい高原野菜を育みます。特にずっしりまっすぐな高原大根は、甘くてみずみずしいです。
広い平野には水田が広がります。米どころの宮城でも高い評価を得ています。
畜産も盛んで、チーズなどの乳製品、卵、蔵王爽清牛なども特産品です。
動画で観る蔵王町
アクセスマップ
蔵王町役場付近
町の中心地です。
町役場、銀行、スーパー、ドラッグストアなどがコンパクトにまとまっています。
町の文化芸術の発信地、「ございんホール」では様々なイベントが開催されています。
「産業まつり」や「梨まつり」はこちらの特設会場で行われます。
ございんホールには図書館もあります。
宮地区付近
宮地区は、蔵王町の入り口です。
北関東・東北を縦貫する国道4号線沿い、かつての奥州街道と出羽へと向かう笹谷街道とが分岐する、交通の要所です。
蔵王町を流れる松川と白石川が合流する地でもあり、冬になると、松ヶ丘河川公園には、はるかシベリアから白鳥が越冬のために訪れます。
宮地区では白鳥を神の使いと崇める風習があり、地区内にある刈田嶺神社の別号は、白鳥大明神です。
遠刈田温泉付近
遠刈田温泉は、開湯400年の宮城県を代表する温泉の一つ。
古くから刈田岳山頂にある蔵王権現を祀った刈田嶺神社(奥宮)への御山参りの出発地として栄えました
松川の両岸には、宿泊施設が多数あります。
江戸時代後期には数々の宿屋が軒を連ねていたという歴史ある温泉旅館街です。
円田・平沢地区付近
東北自動車道、村田インターチェンジから蔵王に入ると、見渡す限りの田園が目に飛び込んできます。
田園と蔵王連峰が一望できる景色は、みやぎ蔵王三十六景の一つに数えられほど。
田植えの頃の好天時は、水面に映える「逆さ蔵王」を見ることができます。
お米だけではなく、野菜や果物の栽培も盛ん。
蔵王町の救急医療指定病院である、蔵王病院もあります。